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天気情報

 
 
 6月は日ざしが最も強くなる時期です。
 それだけに高い位置から照りつける太陽をみると紫外線対策にも力が入ります。曇りや雨の日は、太陽が雲に隠れてしまい日ざしの強さを感じることはありませんが、紫外線は雲を通り抜けて私達に降り注いでいるのです。雨の日は紫外線を意識しなくても、雨傘が日傘の役目を果たすだけでなく、屋外で何時間も活動することはあまりないのでまず影響はありません。
 しかし、曇りの日は紫外線を気にすることなく屋外で長時間活動してしまいがちではないでしょうか。6月は晴れの日が少なく、曇りと雨の日が多い月です。本格的な夏を前に気温も上がって湿度も高いため、曇りの日でも暑く感じ、半そでで出歩き素肌を出すことが多くなるでしょう。紫外線の中でも肌のしわやたるみを引き起こすものはほとんどが雲に吸収されずすり抜けるため、降り注ぐ量は晴れの日とさほどかわりません。今の時期、曇りの日でも紫外線対策を怠らないようにしましょう。
 紫外線は目に見えないものなので、なかなかその強さを感じることはできません。
 肌が赤くなったり、黒くなったときに初めてその強さを実感します。紫外線の強さの目安としては、晴れ(雲一つない快晴)の日の紫外線の量を1とすると、曇りの日は0・3から0・7となり、雨の日は0・3前後になります。
 薄曇りの日は晴れの日に近い量の紫外線が降り注いでいますから、しっかりとした紫外線対策をしないと、短時間で影響が出てしまいます。午前9時から午後3時の間は紫外線の多い時間帯なのでとくに気をつけ、それ以外の時間帯を上手に利用するようにしましょう。また、海や山では都会と比べて空気がきれいなため、肌を黒くしたり赤くしたりする紫外線は多くなります。
 さらに山などの高いところに上がるほど紫外線の量は増加し、ビーチなどで体を水にぬらしたまま紫外線をうけると日焼けもしやすくなってしまいます。
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