緑がまぶしく、風薫る5月。
五月晴れの日はピクニックに出かけましょう。ピクニックといえばお弁当とすがすがしい空気、そして適度な運動をすることもできます。
森林浴や日光浴といった自然の恵みを体で受けることも楽しみのひとつですね。1982年に林野庁から「森の香りを浴びて心身を鍛えよう」という森林浴構想が出され、今では広く浸透しています。
そして、最近の実験では森林浴をイメージするだけで精神的に良い影響を及ぼすことがあるという報告までされています。
緑の中には私達にとって有益な物質が満ちあふれています。植物の光合成の作用によって生み出される新鮮な酸素。そして周りの環境にさまざまな影響を持つ、植物から放出される香り。葉や枝によって適度にやわらげられた日ざしも私達を健康にしてくれるものです。 |
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緑が放出する酸素や香りは、新緑の今の季節に最も多くなります。
植物は新鮮な酸素を供給するだけでなく、排気ガスなどで汚れた空気を浄化してくれます。そして、植物が出す香りはフィトンチッドと呼ばれ、私達の体の表面を消毒してくれるのです。フィトンチッドは体内の代謝や大脳の働きを高める効果もあるといわれています。
また、日光浴は血液の循環を良くして新陳代謝を促進させるほか、人間の体内でビタミンDを合成させる作用もあります。このビタミンDによってカルシウムの吸収が良くなり、あわせて適度な運動が骨の新陳代謝を活発にするため骨を強くすることにも大きく影響しています。
この場合、日光は日焼けするほど浴びる必要はなく木漏れ日程度で十分です。週末は新緑と降り注ぐ日ざしの中に身をおいて心と体をリフレッシュさせてみるというのはいかがでしょうか。ただし、紫外線も強い時期ですから対策は念入りにしてから出かけましょう。 |