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1月
 
 冬場は温かい飲み物で体を内側からも暖めたいものですね。そこでおすすめなのが、「しょうが湯」です。
 民間療法の風邪薬としても古くから知られるしょうが湯は体を芯から温めてくれる飲み物です。
 しょうがは栄養的には特に目立ったものはありませんが、ジンゲロールなどの辛味成分が新陳代謝を活発にし、発汗を促して、熱を下げる働きをします。また、せき止めや、食欲を増進させる効果も期待でき、風邪のひきはじめに効果があるといわれています。
 このため、しょうがは昔から生薬としても用いられてきました。現代社会はとかく薬に頼りがちですが、天然の素材を用いたしょうが湯を飲んで、風邪に負けないようにしたいものですね。
 風邪のひきはじめに効果があるしょうが湯ですが、その作り方は非常に簡単です。
 まず、カップにひとかけらの根しょうが(しょうがの根の部分)をすり下ろし、ガーゼなどでこします。
 そして、すり下ろした汁に熱湯を注げばしょうが湯の出来上がりです。味が物足りない場合や辛味が苦手な子供に飲ませる時は、ハチミツなどを混ぜると飲みやすくなります。
 そのほか、好みによってはミネラルを豊富に含む黒砂糖を入れるとよいでしょう。しょうが汁とハチミツや砂糖などの味付けは、それぞれの好みに応じて調整してみてください。大人が飲む場合は、ブランデーなどで香り付けするのもいいですね。
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