季節に応じて人は装いを変えます。季節にあったファッションを楽しむのはもちろん、気温の変化に対応する必要があるからです。
夏服から冬服へ着替えるまでの間、秋の時期は服装選びに悩むことも多いのではないでしょうか。
秋は日々の天気や気温が変わりやすく、一日の気温の変動も大きい時期です。秋晴れの日の昼間には、暑さを感じることもありますが晴れる分、夜は放射冷却のために冷え込んで、羽織る物が欲しいくらいになります。
そのため、この時期に機能的な服装は重ね着です。脱いだり着たりしやすい装いで出かければ昼も夜も快適に過ごすことができそうです。 |
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昼と夜の気温の差が大きい秋ですが、実際にどのくらいの差があるのでしょうか。これからの時期、9月下旬から10月にかけての平均的な一日の気温の差を旬別に見てみました。
札幌は10月上旬が最も差が大きく、9・3度となっています。一方、東京は10月上旬はそれほど差はなく、6・2度ですが、徐々に気温差は10月下旬にかけて徐々に開く傾向にあり、10月下旬には7・2度まで開きます。福岡も同様に、10月下旬に向かって一日の気温差は広がり、10月下旬は8・6度となっています。
これは秋が深まるとともに朝晩の冷え込みが際立ってくるためといえるでしょう。一日の気温の差が大きくなると、上着一枚分以上の差が出てくることもあります。服装や寝具など、身の回りのものを季節の移ろいにあわせて変えていくことが健康管理のポイントです。
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