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12月
 
 日ごとに寒さが増し、本格的な冬に近づいてきました。冬の寒さと上手につきあうためには、効率良く防寒をする工夫が大事です。
 寒いからといってただやみくもに重ね着をしても、風が吹くととたんに寒く感じたり、反対に服の中が蒸れて不快だったりとうまくいきません。
 快適で効率的な防寒をするには、肌着(インナー)、中間着(ミドラ−)、外着(アウター)の役割を考える必要があります。
 肌着は皮膚に直接触れる衣服なので、衛生面からも汗をよく吸収し、かつ乾きやすい性質が求められます。
 中間着には高い保温性が必要で、空気の層をたっぷりと作ることのできるものが適しています。
 外着は防風性や防寒性、防水性が優れているものを選びます。
 周囲の寒さが体に伝わってこないような中綿でなおかつ、そで口やえり口などがしっかり詰まったものが望ましいでしょう。これらの機能がそろったものならば、最低3枚の重ね着で寒さをしのぐことができるのです。
 寒さをしっかりを防ぐには、いくつかのポイントがあります。
 ひとつめは頭部を冷やさないことです。体の熱は頭部から多く逃げていくといわれています。そのため、帽子をかぶって頭部を冷やさないようにすると、意外に暖かくなります。
 また、体を締め付ける着こなしをやめましょう。女性の中には寒いからといってガードルなどきつめのものをつける人も多いかもしれませんが、締め付けによって血液の流れが悪くなるため、体温の調節機能が低下してかえって手足の冷えを招くことがあります。
 そして、自分の体温より高温のものを利用することです。服をたくさん着込むより、カイロを一個身につけるだけで十分暖かい場合もあります。
 これらのポイントを押さえて、上手な防寒をして冬を元気に乗り切りたいものですね。

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